ヘアカラーの仕組み

query_builder 2025/05/02
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髪を染めるときは、ヘアカラーを使用することが多いです。
一度は使ったことがあるという方も多いでしょう。
今回は、ヘアカラーで髪に色がつく仕組みについてご紹介します。
▼ヘアカラーの仕組みとは
■アルカリ剤がキューティクルを開く
キューティクルが密着していると、きれいに色が染まりません。
そこで、キューティクルを開く働きがあるアルカリ剤を使用します。
アルカリ剤を髪に塗布するとキューティクルの隙間が広がり、カラー剤が髪の内部に浸透しやすくなります。
■髪の表面にできた隙間からカラー剤が浸透する
カラー剤は、色素と酸化剤からなります。
カラー剤を髪に塗布すると、アルカリ剤によって開かれたキューティクルの隙間から、酸化剤と色素が内部に浸透していきます。
■カラー剤がメラニン色素を破壊する
酸化剤と色素が反応すると、メラニン色素が破壊されます。
メラニン色素が破壊されて脱色し、髪の元々の色が失われることによって、カラー剤の色が髪に定着しやすくなります。
■カラー剤が酸素と結びついて発色する
カラー剤がメラニン色素を破壊した後、さらに反応を続けます。
このときカラー剤が空気中の酸素と結びつくことによって、カラー剤が発色して少しずつ定着していきます。
▼まとめ
ヘアカラーは、脱色と発色を繰り返して髪に定着していく仕組みです。
髪の内部までカラー剤が浸透しているため、色が落ちるまでに時間がかかります。
その一方で、髪にダメージを与える可能性があるため注意が必要です。
当サロンではお客様に似合うカットやカラーに仕上げてまいりますので、気軽にご相談ください。

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